デパスは甘い!

私は寝る前にデパスを飲んでいます。
緊急搬送も心因性のもので血糖値以外に異常はなかったんです。
デパスが効くまでどうして動けなったかを書いておこうと思います。

去年の今頃まで私はアルバイトで仕事をしていました。6年近く同じ職場で働いていましたが、思い立って別の仕事を始めようと思ったんです。

失業保険で資格もとって違う業種の仕事を始めることができて、お給料も上がって、休みも定休。シフト生活だった私にとって理想の生活だとその時は思ったんです。

新しい職場の人達は今まで会った人達と全く別の人種でした。

・基本的に下っぱには無表情で能面のような責任者
・責任者には笑顔で話すけど後輩にはとても厳しい口調の先輩
・いつも二人に怒られている先輩

この三人と週5日、毎日顔を合わせていました。
毎日メモを取って、できることを増やせるように足を引っ張らないように努力しようと思いました。
なにより先輩に怒られるのが怖くて仕方なかったんです。
「なんでできないの?!」
「なんでやってないの?!」
「なんで聞かないの?!」
「は?そんなの好きにすれば?」 
話しかけるのが怖くて仕方なかったんです。
仕事をお願いしても返事をしてもらえなかったり、不機嫌に答えられるのが嫌で仕方なかった……。

それを相談できる人もいなかったんです。
誰かに話したら本人の耳に入るんじゃないか、そうしたらまたキツく当たられるんじゃないかと思って誰にも話せませんでした。
プライベートで誰かに話そうとも思いましたが、つまらない話だしそんなことで弱音を吐くのは根性無しだと思って仕事の話を避けていました。

ある日バスに乗っていつもの様に通勤していました。
降りる停留所が近付くにつれて息が苦しくなってきました。
その日は先輩とペアで行う仕事がありました。不安なところをどうやってカバーするか考えていました。
その2日前にはミスをして先輩に小言を言われました。
「でしゃばるからこうなるんだよ?自分のこと過信してるんじゃないの?」
本人は事務所で責任者と笑って仕事していたのに。現場にはいなかったのに。

だんだん歩けなくなり、私は道端にへたりこんでいました。息が苦しい。胸も苦しい。
近くを歩いていた人が救急車を呼んでくれました。
そこからはあまり覚えていません。
ただ職場に電話するのが怖くて怖くて救急隊員の人に電話してもらったことは覚えています。
病院についてからベッドで横になってアタラックスの点滴を受け、すぐに眠りました。起きると妹が来てくれていました。
診察室でお医者さんから、血糖値が高いこと、それ以外はなにも異常がないことを説明されました。

「なにか不安なことはありますか?」

お医者さんに聞かれた時、仕事のことしか思い浮かばず正直に話しました。
泣くつもりはなかったのに涙がどんどん溢れてうまく喋れませんでした。

心療内科を受診しましょう、紹介状書きますから仕事は休んで必ず受診してください」

こうして私は生まれてはじめて心療内科にかかることになったのです。 
次の日、処方された薬を飲んで仕事に行きましたが帰されました。あまりにも様子が違いすぎると言われ、それから私が職場の入っていたビルに近寄ることはなくなりました。
今でもその辺りに行くと一人で歩くのが怖いです。
誰かに会うんじゃないかと思い、仕事場の近くや休みの日はなるべく出歩かないようにしています。外に出るにも車で、隣街に行くことにしています。
たくさんの人に心配や迷惑をかけてしまって申し訳ないと思います。
なんとか生きててよかったです。

デパスが効いてきたのでそろそろ眠ります。
もうこの話はここに書いて終わりにします。
もう思い出したくないですしな!寝ます!