異性

今読んでいる本は穂村弘角田光代の往復書簡、異性です。

異性 (河出文庫)

異性 (河出文庫)

これがなかなか……。
二人とも一筋縄にはいかない異性感をお持ちの二人でとてもおもしろいです。
ひとつ言えることは二人とも自意識によって異性を異性として見つめたときに、ギクシャクしてしまう、というところです。

自意識は怖い。

適切な取り扱いをすれば生きやすいことこの上ないのに適切に取り扱えなかった瞬間地獄。
かく言う私も自意識過剰。元気のない人がいれば(なんかやらかしたか?)(怒ってるんじゃ)。笑っていれば(なんかやらかしたか?)(変なこと言った????やった?????)。
異性にはわりと普通ですが同性には異性と同じくらいの自意識過剰。"普通"のアラサーがわからない。女子がわからない。女子力はもっとわからない。
「刺繍やるんだーすごいねー」
「あはは、そうですかー?簡単っすよー」(裸の半魚人とか)

"普通"の女性がする刺繍ってきっと想像してるのとちがう。
かわいい動物とか、キラキラした世界の刺繍。断じて裸の半魚人ではない。
多分ウンコとか目とかそういうのじゃない。
わかってる。
でもキラキラした世界の刺繍やかわいい動物とか、布に向き合った瞬間に図案が思い浮かばないのです。
半魚人とかウンコとか「ランサー自害しろ」とか、そういうときほど早くできるしすんなり縫えるのです。

女子が向いてないのです。

女子っぽい刺繍をしてる自分が怖いのです。
キラキラ刺繍フェミニンな格好美容と健康に気を遣う……怖い。自分が自分じゃなくなりそうな気がしてくる。

女子なんだから、いいじゃん。

ちがう、ちがうんだ、本当の私は女子高生の太ももが好きなんだ。
パンチラの刺繍とかきっと楽しいぞ、どうなんだ、やれよ。

私の頭の中のおじさん力が勝ってしまう。
勝てない。
PSVitaで子供がなんのゲームやってるか気になる。マインクラフトか、楽しいよね。
マイクラを知ってるアラサー女子はオタクだ。わかってる。でも私もVita欲しい。

こうやって私の自意識はどんどん迷走していくのでした……。